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高速と高性能を同時に実現。


従来の粒子充填型カラムとは異なり、メルクのクロモリスHPLCカラムは最先端のモノリスシリカの技術をベースとしています。ソル‐ゲルプロセスにより生成された一体型多孔質シリカゲルから成るクロモリスロッドカラムは、マイクロおよびナノメートルサイズの孔であるマクロポア・メソポアの二次元ポア構造を有しています。シリカ骨格のもつ高い通液性と空隙率、これらによりもたらされる背圧の低さによって、粒子充填型カラムよりも早い流速で使用できます。結果として、クロモリスHPLCカラムは、分離効率とピークキャパシティを損なわず、ハイスループット分析が可能になります。

Merck:/Freestyle/LE-Lab-Essentials/Chromatography/LE-Chromolith HPLC Columns-200x135-08282013.jpgマクロポアとメソポアの2次元ポア構造により、目詰まりの起こらない高速な物質移動が可能になります。

シリカ骨格のメソポア(平均孔径13 nm)は、微粒子充填型カラムの細孔に該当します。微細な多孔質構造により大きな比表面積が得られ、高効率な分離を可能にします。マクロポア(平均孔径2μm)は粒子充填型カラムの粒子と粒子の隙間に該当します。この大きな流路の存在により通液性に優れ、背圧が低くなり高流速での使用を可能にします。

特長と利点

1. 分析時間の高速化
  • 粒子径5μmのカラムと比べ、クロモリスは1/2の背圧で2倍の分離速度
  • ハイスループット ‐ 最大9倍まで高速化が可能
  • カラムの平衡も高速化が可能
2. 流速のの適応範囲の広さ
  • 流量の変化に迅速に応答
  • 広範な最適流速範囲
3. HPLCシステムの堅牢性、信頼性、汎用性にも安心を
  • 極めて高いカラム耐久性
  • HPLCポンプ・インジェクターシールのメンテナンスの軽減
  • 目詰まりしにくく、生体試料ですらサンプル前処理の簡易化が可能
4. 背圧を気にすることなくカラムの延長が可能
  • カラムの連結で得られる高い分離効率
  • 様複雑なサンプルに対応できる豊富なカラム長バリエーション
5. ハイスループット分析によるコスト削減
  • 試験方法のバリデーション費用を削減
6. クロモリスカラムは、すべての汎用HPLCシステムに最適なカラムです。
  • PEEK製のカラム管は取扱いが非常に容易
 
 
Chromolith WP

タンパク質/ペプチド分析向け
カラム

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