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コモン コントロール プラットフォーム(CCP) v6 ソフトウエア

A software platform that controls bioprocessing operations and securely manages data

関連資料

概要

コモン コントロール プラットフォーム(CCP®)ソフトウェアは、信頼性や融通性、および多様なバイオ精製システム間を結合することが求められるバイオ製薬分野に理想的です。すべての分離プロセスを、自動化、データ獲得およびバッチレポートのための単一のシステムによって制御できるようにします。CCP ソフトウェアは、オペレータの教育訓練を促進してバリデーションの必要性を低減することにより、信頼性を大幅に向上し操作コストを削減します。実験室内で考案されたアプリケーションを迅速かつ簡単に、また経済的に製造レベルまでスケールアップすることができ、しかもプロセス開発作業は少なくて済みます。

CCPソフトウェアの革新的特性

  • CCP ソフトウェアにはユーザーやプロセスのニーズにお応えする多くの革新的特性があります。
  • ビジュアルディスプレイによりオペレータはコンピュータでなくプロセスそのものに注意を集中できます。
  • インターフェースの言語は多様であり、オペレータの母語に関係なくシステムがより簡単に利用できます。
  • パワフルなバッチレポート特性や安全なデータ獲得により、規制要求事項に適合します。
  • グラジエント形成システムの構成がより簡単になり、吸着を利用した分離の制御がさらに正確にできるようになります。
  • プロセスの状態がリアルタイムで表示されます。
  • 簡単なレシピマネージャーによりプロセス操作プロトコールを迅速に設定できます。

21 CFR パート 11 準拠対応の使用の簡単なプラットフォーム

工業的に頑健なSCADA® 技術の使用により、接続性、信頼性および使用の簡便性に関する最も厳格な基準類にコントロールプラットフォームを適合させられます。SCADA プラットフォームに構築することで、ミリポアは、クロマトグラフィーのオペレータやプロセス分離技術科学者のニーズに適合するよう個別に配列した包括的なアプリケーションシェルと一体化しています。これにより、パワフルでシンプルなプロセス制御、データ管理およびレポートシステムが結実しました。Microsoft® Windows® XP ソフトウェアで作動するCCP v6は、GAMP ガイドラインに準拠して開発されており、また 電子記録および電子署名に関するFDA 規則21CFR Part 11 準拠対応しています。

SCADAパッケージのパワフルなネットワーク構築能力の利用について

  • SCADA制御ソフトウェアのパワフルなネットワーク構築能力により、CCPソフトウェアはバイオクロマトグラフィーとTFFシステムとを相互に連携させて頑健なネットワークアーキテクチャーの以下のような利点を最大限に利用できるようにします。
  • より向上したプロセス相乗作用
  • ユニット操作のインターロックによる制御
  • 情報保管およびバックアップ
  • 遠隔操作によるプロセスモニタリングおよび制御
  • ネットワーク情報源の共有

    バイオクロマトグラフィーとTFFシステム何台でも、リモートPCを組み合わせてリアルタイムのプロセスデータを表示したり、あるいは履歴データにアクセスすることもできます。

    PCとPLCの間の標準的なハイスピードネットワークコミュニケーションにより、確実なデータ獲得や迅速なシステム応答が確約されます。外部のイーサネットリンクによって、バッチ記録データをリモートコンピュータに送信し恒久的記録保管とすることも可能です。工業的OP(プロセス管理用のOLE)基準を採用した CCP ソフトウェアは、工場ネットワークに接続して遠隔モニタリングや制御への接続を簡素化します。このシステムはまた、リモートアクセスが望まれる場合にはWorld Wide Web によりインターネットへの接続も可能です。

精巧で安全なデータ獲得とバッチレポート

CCP ソフトウェアにはパワフルなデータ獲得とバッチレポートのためのユーティリティも加えてあります。このユーティリティは、プロセスを監視し、プロセスデータを入手して安全確保し、プロセスレポートと規制に従うための包括的データを提供します。データはプログラムが実行されれば直ちに電子記録内に記録されます。

承認済みの工業基準に従って、ツールがプロセス情報の収集と報告を実行します。オペレータはバッチIDまたは日付範囲ごとに個々のレポートを開始できます。こうしたツールはユーザーがプロセスデータについての問い合わせができるようにして、関連データベース内にプロセスデータを安全に保存します。データ獲得は自動的におこなわれ、電子記録に保存されたデータはすべて変更不可能となり、また何種類かのフォーマットに出力することもできます。こうした多くのフォーマットにより、ユーザーはデータを別のツールにエクスポートして獲得後の解析確認や比較をすることもできます。

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