(*装置本体の販売は、すでに終了しております。)
'87 Milli-Q SP
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'95 New Milli-Q SP
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'96 RFG40 ICP-MS
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» 仕様・Milli-Q SP シリーズ
» 消耗品
» メンテナンス情報
フロー図 ・ Milli-Q SP VOC | フロー図 ・ Milli-Q SP TOC |
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フロー図 ・ Milli-Q SP UF | フロー図 ・ Milli-Q SP スタンダード |
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フロー図 ・ RFG 40 ICP-MS システム | 寸法図 ・ RFG 40 ICP-MS システム (mm) |
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Q1 | POWERが点灯しない |
Q2 | 停止しない |
Q3 | 採水純度が上がらない |
Q4 | 採水量少ない |
Q5 | 採水できない |
Q6 | 超純水でゴーストピークがでる |
Q7 | 超純水のpHについて |
Q8 | チューブの色が変色している |
Q9 | ハウジングから水漏れする |
Q10 | エアーが溜まる |
Q11 | 異音が出る |
Q12 | エラー表示がでる |
Q13 | ポンプ・モーターが回らない |
Q14 | 純度表示の正しい読み方 |
Q15 | カートリッジの寿命が短くなった |
Q16 | 水が出ない |
Q17 | 最終フィルターが目詰まる |
Q18 | 水が漏れる |
Q19 | エアーが溜まる |
Q20 | ポンプが回らない |
Q21 | Q-Pak交換ランプがリセット出来ない |
Q22 | 停止しない |
Q23 | TOCモニターが下がらない |
Q24 | ゴーストピークが出る |
Q25 | 装置の状況 エラー表示がでる |
Q26 | 装置の状況 紫外線ランプが点灯しない |
Q1 | POWERが点灯しない |
A1 | 確認事項 1. コンセントに電源コードが差し込まれているか確認します。 2. Power S.Wが押されているか確認します。 3. 電源コードが断線しているか確認します。 4. コントローラー内部の電源コネクターが差し込まれているか確認します。 5. ヒューズが切れている可能性があります。その場合は、メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスへご連絡ください。 |
Q2 | 停止しない |
A2 | 確認事項 <VALVE> 1. AUTO VALVE/STOP S.Wが押されているか確認します。 2. 流量設定されていて、設定時に採水量が達していないか確認します。 MQ-SP UFの場合 コントローラー下部にあるSANI-FLUSH S.WがOFFになっているか確認します。 <MOTOR> 1. Pump S.Wが押されているか確認します 2. 1回/2Hrの自動循環運転であるか確認します。 MQ-SP UFの場合 1回/12Hrの自動フラッシング運転であるか確認します。 |
Q3 | 採水純度が上がらない |
A3 | 原因 1. コントローラーの校正不良 2. 消耗品の劣化 3. 水質センサーの劣化 対処方法 1. 17MΩチェックの値が17.0に調整されていない場合、下記の容量で調製してください。 a. Aのボタンを押す。 b. Cの値がコントローラー校正値に変わる。 c. Aのボタンを押し続けながらBのボリュームをマイナスのドライバーを使用して回し、17.0に調整する。 ※上記の作業を行っても17.0にならない場合は、 メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービス へご連絡ください。 2-1. 消耗品を使用期限以上使用している場合、消耗品を交換してください。 2-2. 消耗品を規程の保存期間の期限を過ぎて在庫されている場合、純度が上がらないことがありますので、保存期間の期限(外箱に明記されている)を確かめ、期限を過ぎている場合は、新品の消耗品に交換してください。 3. 上記1.2.が正常な場合、水質センサーの異常、劣化が考えられますので、以下の事を確認してください。 a. 通常通りの採水を行い採水された純水の水温を測定する。(実測値) b. コントローラーの「FUNCTION CHG」ボタンを押し、FUNCTIONを℃のモードにする。 c. 表示された値を読む。(表示値) 実測値と表示値に差がある場合は水質センサーの異常、劣化ですので、 メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービス へご連絡ください。 |
Q4 | 採水量少ない |
A4 | 原因 1. Milli-PAKフィルターのエアーロック 2. Milli-PAKフィルターの目詰まり 3. 限外濾過膜(UF膜)の目詰まり 4. Q-PAKカートリッジの目詰まり 5. 送水ポンプの劣化 対処方法 1. Milli-PAKフィルターに空気が溜まっている場合、エアーロックが起こり採水量が少なくなる事があります。この場合は下記の要領で空気抜きを行なってください。 a. Milli-PAKフィルター上部の白いつまみを若干ゆるめる。 b. Milli-QのPUMPスイッチを入れポンプを稼動させる。 c. a.でゆるめた白いつまみを指で押さえながらAUTO VALUBE STARTスイッチを入れ採水状態にする。 d. Milli-PAKフィルターを白いつまみが上になるように傾け、空気を充分に追い出す。 e. 白いつまみを締める。 2. Milli-PAKフィルターが目詰まりしている場合、目詰まり具合を下記の要領で確認してください。 a. Milli-PAKフィルターを付けた状態で1分当たりの流量を測定する。 b. Milli-PAKフィルターをはずした状態で1分当たりの流量を測定する。 c. b.の値が上記表示近辺(極端に少ない場合は次頁へ)でa.の値がb.の値の半分程度ならば、Milli-PAKフィルターの目詰まりですので交換してください。 3. UF膜が目詰まりしている場合、目詰まり具合を下記の要領で確認してください。 a. Milli-PAKフィルターをはずした状態で1分当たりの流量を測定する。 b. Aのボタン(S.FLUSH)を押し、Bの排水チューブの1分当たりの流量を測定する。 c. b.の値が1.2ℓ/min前後で(極端に少ない場合は次頁へ)、a.の値が0.7ℓ/minより極端に少ない場合はUF膜の目詰まりですので交換してください。 4. Q-PAKカートリッジの目詰まりしている場合、Q-PAKカートリッジの目詰まり具合を下記の要領で確認してください。 a. Milli-PAKフィルターをはずした状態で1分当たりの流量を測定する。(Milli-Q SP UFの場合は前頁3-bのやり方で測定する。) b. Q-PAKアダプターのIN側のチューブをはずす。 c. はずしたチューブからの1分当たりの流量を測定する。 d. c.の値が前頁表近辺で(極端に少ない場合は次頁へ)、a.の値がc.の値より極端に少なければ、Q-PAKカートリッジの目詰まりですので交換してください。 5. 送水ポンプが劣化しています。 前頁1.~4.の結果が正常な場合、又は4-c値が前項表より極端に少ない場合は送水ポンプの劣化が考えられますのでご連絡ください。 |
Q5 | 採水できない |
A5 | 原因 1. 送水ポンプの故障 2. コントローラーの故障 3. 採水量設定を0Lに設定している 4. 水質(純度)が採水可能水質設定の値以下になっている。 5. Milli-PAKフィルターのエアーロック 対処方法 <送水ポンプが稼動していない場合> 1.および2. 送水ポンプ、コントローラーの故障が考えられますので、メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスへご連絡ください。 <送水ポンプが稼動している場合> 3. Aのディスプレイに「000.0」と表示されていますと採水量設定を0Lに設定している事になり採水出来ません。必ず数字を入れるか、Bボタン(RESET)を押し表示を消してください。 4. 実際の水質(純度)が採水可能水質設定の値以下になっていますと採水出来ません。以下の手順で確認してください。 a. 現在の水質(純度)を確認する。 b. Aのボタン(FUNCTION CHG)を2回押しBのFUNCTIONをMΩSETに合わせて表示した値を確認する。 c. 上記a.の値とb.の値を比べb.の値の方が大きい場合は消耗品の劣化ですので交換してください。 d. 緊急で採水を行なう場合は上記b.の作業を行いCのボリューム(マイナスネジ)を回しa.の値より小さくする。 5. Milli-PAKフィルターに空気が溜まっている場合、エアーロックが起こり採水できなくなることがあります。この場合は下記の要領で空気抜きを行なってください。 a. Milli-PAKフィルター上部の白いつまみを若干ゆるめる。 b. Milli-QのPUMPスイッチを入れポンプを稼動させる。 c. a.でゆるめた白いつまみを指で押さえながらAUTO VALUBE STARTスイッチを入れ採水状態にする。 d. Milli-PAKフィルターを白いつまみが上になるように傾け、空気を充分に追い出す。 e. 白いつまみを締める。 |
Q6 | 超純水でゴーストピークがでる |
A6 | 原因 1. 比抵抗値が10.0MΩ・cm程度の場合 2. 比抵抗値が18.0MΩ・cm程度の場合 対処方法 1. 無機イオン類が充分に除去されていないと考えられます。超純水カートリッジの交換が必要です。 2. 無機イオン類は、充分に除去されていると思われますが、有機物系の不純物の存在が考えられます。その場合、発生源としてはバクテリア(タンク内)の増殖が原因の大半を占めます。システム内の殺菌洗浄が必要です。(詳細は別項目を参照ください。) |
Q7 | 超純水のpHについて |
A7 | 酸性側になる場合 理論上、超純水中にはH+とOH-しか存在しないので中性(pH=7)になる筈ですが、実際には採水の間に、空気中の二酸化炭素を吸収して酸性側に傾きます。(pH=3~4) アルカリ側になる場合 測定が正しく行なわれていない可能性があります。その原因として考えられるのは、phメーターのセンサー部の汚れです。日常、様々な溶液/緩衝液等を測定しているセンサー部には、超純水のレベルから見ますと、かなりの物質が付着していますので、もう一度センサー部とビーカー等を超純水でよく洗浄してから開始してください。 |
Q8 | チューブの色が変色している |
A8 | 一部が黒っぽく変色している場合 超純水カートリッジの出口側チューブが、黒っぽく変色している場合は、活性炭の微粉末がチューブに付着していると思われます。使用には問題ありませんが、殺菌洗浄と同時に交換するのをお勧めします。 全体的にチューブの色が濃くなっている場合 半透明のチューブの色が、全体的に濃くなっているのは、素材自体の変化です。従って、装置の使用には問題ありません。 最終フィルターの出口側のチューブが茶色になっている場合 チューブ端末からの逆汚染と考えられます。最終フィルターで無菌状態の超純水にしても、チューブを流れる間に汚染されてしまうので、早急に交換してください。 |
Q9 | ハウジングから水漏れする |
A9 | 原因 1. SPシリーズ内のカートリッジの可能性があります。 2. 最終フィルターのつまり 3. Qパックのつまり 4. ポリッシャーカートリッジのつまり 5. UF膜のつまり 6. Qパック固定金具のゆるみ 対処方法 1. 最終フィルターをはずし送水し内部のカートリッジから水漏れがなければ、最終フィルターのつまりです。最終フィルター(カタログ番号:MPGL 04S K2)を交換ください。 2、3、4. 最終フィルターをはずしても内部より水漏れがあれば、水漏れを起こしているカートリッジを交換し、送水してください。(カタログ番号 Qパック:CPMQ 004 RJ、ポリッシャーカートリッジ:CDSP 005 01、限外ろ過膜(UF膜):CDUF 121 SP) 5. 固定金具を取り外し、金具を弓型に曲げ、再度取り付け送水してください。 |
Q10 | エアーが溜まる |
A10 | 原因 1. 原水をタンクから取る場合、RO水、イオン交換水又は蒸留水など原水がタンクにない。 2. 壁などから直接配管している場合、SPシリーズに入る手前のカートリッジのつまり、又は配管ラインの供給バルブが閉検となっている。 対処方法 1. タンクに原水を満たし、ポンプコントローラーのパワースイッチ①を押し、次にポンプスイッチ②を押し、次にスタートボタン③を押し、本体右の最終フィルターから、超純水が出ることを確認ください。初めはエアーを含んでいますが次第にエアーを含まない超純水となります。 2. 前処理用カートリッジを御交換ください。回復しない時は、販売店又はメルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 |
Q11 | 異音が出る |
A11 | 原因 1. カートリッジ類のつまり 2. 空運転 3. コントローラーの不良 4. モーターの不良 対処方法 1. ポンプとQパックのコネクターをはずし、送水してください。これにて正常音であれば、Qパック、最終フィルターのつまりと考えられ、それらの交換をお願い致します。 2. ミリQSPシリーズの原水となる純水が供給されているか確認ください。ポンプに水が満たされていないため振動を伴う異音を発する事があります。 3. 上述1,2でなければコントローラーの不良が考えられます、メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 4. モーターの回転音に変調があればモーター不良が考えられます。メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 1. 注意:循環中「シューシュー」という音が聞こえることがありますが、これは送水音のため正常です。 |
Q12 | エラー表示がでる |
A12 | 純度表示が『18.3』から『.』となる 原因 1. センサー部品にエアーが溜まっている 2. 17MΩcheckADJスイッチのズレ 対処方法 1. SP本体の運転。ポンプスイッチを押し送水をエアーを追いだします。センサーに純水が満たされれば「.」表示が消え、数値表示に戻ります。例「18.0」 2. コントローラーのチェックボタンを押した状態でADJボリュームを回し、表示が「17.0」となるよう調整してください。 |
Q13 | ポンプ・モーターが回らない |
A13 | ポンプはミリQSP採水時に純水を送水する役目をします。ポンプは「POWER」スイッチ①ONの状態で「PUMP」スイッチ②をONにすると動作します。又、「PUMP」OFF時でも「POWER」スイッチが入っていれば、2時間に1回循環運転をします、上記スイッチON時は各々赤と緑のランプが灯きます。ポンプモーターが回らない時は、まずコントロールBOX下のポンプ室カバーをはずしてください。 原因 1. 「POWER」「PUMP」スイッチを押して、ポンプモーター部を手で触れた時、振動、発熱等が感じられない時はコントロールBOX内リレー等の部品故障かコントロールBOXとモーター間のコード抜けが考えられます。 2. モーターに発熱があって回らないケースは、ポンプ・モーター自信の故障と考えられます。 対処方法 いずれの場合も修理を必要としますので、販売店様もしくはメルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 |
Q14 | 純度表示の正しい読み方 |
A14 | ミリQSPにおいて、水質純度表示はコントローラーの左上ディスプレイに「18.2」といった数値で表示されます。単位はMΩ(メグオーム)です。ファンクションキーを押さない時、又は他のファンクションにしてもボタンを押していないと、数秒すると必ずMΩ OUT、つまり純水出口での純度表示を表します。
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Q15 | カートリッジの寿命が短くなった |
A15 | 原因 1. 原水条件が変化した 前処理装置が逆浸透装置(RO)の場合、1)除去率が同じでも、原水の導電率が低下すると、RO水の純度が低下するので、超純水カートリッジへの負荷が大きくなります。 1)除去率とは、原水中のイオンを逆浸透膜で何%カットしているかを表します。例えば、原水=100μS/cm、RO水=15μS/cmの場合、除去率は85%となります。ここで原水が100から150へ変化した場合を考えると、除去率は85%で同じならば、RO水=22.5μS/cmとなります。 2. 前処理装置が充分に機能していない 逆浸透装置でしたら除去率の低下(80%以下)が挙げられます。また、イオン交換筒でも、出口の純度を測定してください。 3. タンク内でバクテリアが増殖している タンク内でバクテリアが増殖しますと、イオン交換樹脂表面をバクテリアでコーティングする様な形になり、新品の樹脂であっても、充分にイオン交換が行なわれず、結果として寿命が短くなります。バクテリアの検出には、培養するか弊社製ウォーターサンプラーを使用します。 《バクテリアレベルの範囲》通常、超純水中では1cc当たり10個以下です。 対処方法 1. 原水条件が変化した 特に有効な方法はありません。ただし、井戸水から市水への変更等が可能であれば、ラニングコストは下がりますが、変更に要する経費は一般的に高額なものです。 2.前処理装置が充分に機能していない 逆浸透膜を交換して1年以上経過している場合には、膜の交換をお願いします。短期間の間に、除去率が低下した場合は、“除去率”の項目を参照ください。イオン交換筒の場合は、樹脂の再生を行なってください。 3. タンク内でバクテリアが増殖している タンク及び超純水装置の殺菌洗浄作業が必要です。詳細は該当機種の“殺菌洗浄”の項目を参照ください。その際には、超純水の消耗品も一式交換となります。 |
Q16 | 水が出ない |
A16 | 原因 1. タンク渇水でSTOPになっている 2. 送水ポンプの故障 3. コントローラーの故障 確認事項 (1)採水量表示部に“STOP”と表示されている Yes タンクが満水になり、表示が消えるまでお待ちください。 (2)送水ポンプは稼動していますか? Yes 最終フィルターを取り外します。供給タンクに充分水があるのを確認して、本体下部にあるエアー抜き用のバルブ(円筒型)を少し開けます。水が出てきたらバルブを閉めます。次にメインスイッチをOFFにした後、ポンプとバルブのボタンを同時に押しながらメインスイッチをONにします。この操作で、装置が強制エアー抜きモードに入り、カートリッジの中のエアーは抜けます。これで採水量が回復すれば問題ありません。最終フィルターを取り付け、最終フィルターのエアーを抜きます。 (3)送水ポンプは稼動していますか? No 送水ポンプの故障又は、コントローラーの故障が考えられますので、 メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービス までご連絡ください。 (4)Q-Pak交換のランプ点灯 Yes Q-Pakカートリッジが正しく装着されていません。Q-Pakを再装着してください。 |
Q17 | 最終フィルターが目詰まる |
A17 | 原因 1. カートリッジ等を半年以上の長期にわたり交換せずに使用している時。 2. 供給水タンクを1年以上の長期にわたり洗浄せずに使用している時。 1,2とも、いずれもバクテリア汚染が考えられます。 3. 1次処理にイオン交換ボンベを使用しているケースで、レンジトラップとしてプレフィルター系のカートリッジを使用している場合にも目詰まりが早く発生します。これは、イオン交換ボンベから流出した粒子とバクテリアが原因です。 対処方法 1と2は、タンクを含むシステムの殺菌洗浄と、超純水カートリッジ/最終フィルターを交換してください。 3は、レンジトラップとして0.22μのカートリッジ(ハウジング:YY16T12P0/カートリッジ:CVDI01TPE)を使用してください。又、装置も殺菌洗浄して1と2同様、消耗品を交換してください。 |
Q18 | 水が漏れる |
A18 | 原因 1. ワンタッチコネクターの不良 2. カートリッジの装着不良 対処方法 1. ワンタッチコネクターの不良 差し込み方が不十分だとリークする恐れがあります。一度チューブを抜いてから差し込んでください。(チューブ外側のつばの部分を押さえながら、引き抜く。) 2. カートリッジの装着不良 装置をSTANDBY状態にして一度内圧抜きを行ない、前面のロックアームを解除する。Q-Pakを一度取り外して、ノズル部のO-リングに傷又は、ねじれetc.がないことを確認する。もし発見された場合には、メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 |
Q19 | エアーが溜まる |
A19 | 原因 1. 供給水をタンクから取る場合、RO水/イオン交換水/蒸留水などの供給水がタンクにない。 2. 配管から直接供給している場合、前処理のフィルターが目詰まっているか、あるいか配管ラインのバルブが“閉”となっている。 対処方法 1. 最終フィルターを取り外します。供給水タンクの充分水があるのかを確認して、本体下部にあるエアー抜き用のバルブ(円筒型)を少し開けます。水が出てきたらバルブを閉めます。次に、ポンプとバルブのボタンを同時に押します。この操作で、カートリッジ中のエアーは抜けますので、採水量が回復すれば問題ありません。最終フィルターを取り付け、最終フィルターのエアーを抜きます。ミリパックに空気が溜まっていますと、エアーロックが起こり採水量が少なくなることがあります。この場合は、下記の要領で空気抜きを行なってください。
2. 前処理フィルターを交換してください。回復しない場合には、販売店またはメルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 |
Q20 | ポンプが回らない |
A20 | 確認事項 1. 電源ランプ(緑色)が点灯しているか? NO 電源フラグの差込を確認してください。 2. 電源ランプ(緑色)が点灯しているか? YES ポンプ又は、コントローラーの不良と考えられます。 3. ポンプONの時、ポンプの緑のランプが点滅するか? YES ポンプの故障と考えられます。 4. ポンプONの時、ポンプの緑のランプが点滅するか? NO コントローラーの不良と考えられます。 5. STOPの表示が出ている。 YES タンクが渇水状態ですので、満水になるまで暫くお待ちください。 6. STOPの表示が出ている。 NO 上記2.3.4.6.については、メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 |
Q21 | Q-Pak交換ランプがリセット出来ない |
A21 | 原因 1. カートリッジの取り付け手順のミス 2. マイクロスイッチの不良 3. コントローラーの不良 対処方法 1. カートリッジの取り付け手順のミス 下記要領にて再度取り付けてください。
1.マイクロスイッチの不良 マイクロスイッチ本体にある接点が確実に押し込まれているか確認してください。それでもリセット出来ない場合は交換となります。 2. 上記2項目が正常な場合、コントローラーの不良が考えられます。メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 |
Q22 | 停止しない |
A22 | 確認事項 1. ポンプスイッチのランプが点滅している。 YES 自動循環中ですので問題ありません。(2時間の内7分間ポンプが自動的に起動します。その際、比抵抗値の表示はしません。) 2. ポンプスイッチのランプが点滅している。 NO ポンプ又は、コントローラーの不良と考えられます。メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 |
Q23 | TOCモニターが下がらない |
A23 | 原因 1. 消耗品の劣化 2. UVランプの劣化 3. TOCセンサーの劣化 4. UVランプ切れ 確認事項 (1)消耗品を使用期限以上に使用していませんか? Q-Pakカートリッジ/CPMQ 004 RJ・・・使用期間/6ヶ月 ポリッシャーカートリッジ/CDSP 005 01 採水量/2000l (2)UVランプを1年以上使用していませんか? UVランプ/CDSP LAM 21・・・使用期間/1年 (3)UVランプ交換のランプが点灯している YES ランプ切れですので至急ランプを交換してください。 上記の項目が正常な場合、TOCセンサーの劣化が考えられます。その際には、 メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービス までご連絡ください。 |
Q24 | ゴーストピークが出る |
A24 | 原因 1. 比抵抗値が10.0MΩ・cm程度の場合 2. 比抵抗値が18.0MΩ・cm程度の場合 3. UVランプの照射量低下 確認事項 1. 無機イオン類が十分に除去されていないと考えられます。超純水カートリッジの交換が必要です。 2. 無機イオン類は、十分に除去されていると思われますが、有機物系の不純物の存在が考えれます。その場合、発生源としてはバクテリア(タンク内)の増殖が原因の大半を占めます。システム無いの殺菌洗浄が必要です。(詳細は別項目を参照ください。) 3. ランプが切れていなくても、1年以上経過しますと、出力が低下して、有機物の参加分解能力が十分に発揮されません。UVランプの交換が必要です。 |
Q25 | 装置の状況 エラー表示がでる |
A25 | A. 「18.3」の文字が点滅する 原因 センサーの故障 対処方法 センサーの故障の場合は、メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 B. 採水量設定表示部に”Err”が出る 原因 1. 流量センサーの故障 2. 流量センサーケーブルの断線又は接触不良 対処方法 コントローラー下部のカバーを外し、ケーブルがぬけていないか確認してください。特に、異常が見られない時は、流量センサーの故障ですので、メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 C. TOCモニターの15ppb以上が点滅するメルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 |
Q26 | 装置の状況 紫外線ランプが点灯しない |
A26 | 原因 コントローラー内にある紫外線ランプ点灯用グロー球の球切れおよびjヒューズの断線 対処方法 コントローラー内にある紫外線ランプ点灯用グロー球およびヒューズの交換「ミリQ SP TOC紫外線ランプ用グロー球交換手順書」を参照してください。 |
製品名 |
Milli-Q SP VOC
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Milli-Q SP TOC
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Milli-Q SP UF
|
Milli-Q SP スタンダード
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---|---|---|---|---|---|
採水量 |
1.2L/分
|
1.2L/分
|
1.2L/分 (水温25℃の時)
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1.3L/分
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純度 (水質) |
1.8MΩ・cm以上
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||||
供給水 | 水質 |
RX ・ RO (逆浸透) ・ 蒸留などで一次処理された純水
|
|||
水圧 |
0.01~1.0kg/cm2
|
||||
水温 |
5~35℃
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||||
接続チューブ |
8mmチューブ
|
||||
規格 | 本体寸法 (mm) |
幅580 x 高470 x 奥行235
|
|||
電源 |
100V 50/60Hz 2A
|
||||
重量 |
24kg
|
23kg
|
22kg
|
21kg
|
※掲載価格は希望販売価格(税別)です。実際の価格は弊社製品取扱販売店へご確認ください。なお、品目、製品情報、価格等は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。