Q1 | POWERが点灯しない |
84 Milli-Q II
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Q2 | 純度が上がらない | ||
Q3 | 採水量が少ない | ||
Q4 | 水が出ない | ||
Q5 | 最終フィルター(Milli-Pak)が目づまる | ||
Q6 | ゴーストピークが出る | ||
Q7 | pHがおかしい | ||
Q8 | 装置内のチューブが変色している | ||
Q9 | 異音が出る | ||
Q10 | エラー表示が出る | ||
Q11 | モーターが回らない | ||
Q12 | カートリッジの寿命が短い | ||
Q13 | 水が漏れる | ||
Q14 | 純度表示の正しい読み方 | ||
Q15 | 圧力が上がらない |
Q1 | POWERが点灯しない |
A1 | 主な原因 1. コンセントに電源プラグが差し込まれているか確認します。 2. 電源コードが断線していないか確認します。 3. ヒューズが切れている可能性があります。この場合、メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡下さい。(ヒューズはコントローラーの背面にあります。) |
Q2 | 純度が上がらない |
A2 | 主な原因 1. コントローラーの校正不良 2. 消耗品の劣化 3. 水質センサーの劣化 確認事項 1. 17MΩ・cmチェックの値が17.0調整されて、いますか?ズレている場合は、下記の要領で調整して下さい。 ①Aのボタンを押す。 ②Bの値がコントローラー校正値に変わる。 ③Aのボタンを押し続けながらCの(-)ネジをドライバーに回しながら17.0に合わせる。 ※上記の作業にしても17.0に調整できない場合はメルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 2. 消耗品を使用期限以上に使用していませんか? オーガネクスカートリッジ・・・※消耗品については、弊社までお問合せ下さい。 採水量 / 1000 L 3. 上記2項目が正常な場合、水質センサーの劣化が考えられます。以下の事を確認下さい。 ①採水した超純水の水温を測定する。(実測値) ②コントローラーのTemp.ボタンを押し、表示された値を読む。(表示値) ③実測値と表示値に差がある場合、水質センサーの異常/劣化ですので、 メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービス までご連絡下さい。(1℃のズレで約1MΩ・cmの表示のズレが生じます。) |
Q3 | 採水量が少ない |
A3 | 主な原因 1. 最終フィルター(ミリパック)のエアーロック 2. 最終フィルター(ミリパック)の目詰まり 3. カートリッジの目詰まり 4. 送水ポンプの劣化 5. 送水ポンプのバイパス調整不良 . 確認事項 1. ミリパックに空気が溜まっていませんか?ミリパックに空気が溜まっていますと、エアーロックが起こり採水量が少なくなることがあります。この場合は、下記の要領で空気抜きを行って下さい。
ミリパックを取り外した状態で、流量が増加(500mL/min.程度)すれば、ミリパックの目詰まりです。 ミリパックを交換して下さい。 3. カートリッジの目詰まり オーガネクスカートリッジ入口側(ポンプ出口)のワンタッチコネクターを、外して、流量を測定する。 500mL/min.程度であれば、オーガネクスカートリッジの目詰まりですので、カートリッジを交換して下さい。 4. 送水ポンプの劣化 上記(3)でも、流量が500mL/min.に達しない場合は、ポンプの劣化と考えられますので、メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡ください。 5. 送水ポンプのバイパス調整不良 送水ポンプバイパスのシリコンチューブをピンチコックにてはさんで、流量を調整していきます。開きすぎますと採水量が500mL/min.に達しない場合があります。採水量を見ながら、調整して下さい。 |
Q4 | 水が出ない |
A4 | 主な原因 1. 送水ポンプの故障 2. コントローラーの故障 確認事項 1. 送水ポンプは稼動していますか?→Yes 2. 最終フィルターを取り外します。供給水タンクに充分水があるのを確認して、バルブを"ON"にします。次のポンプを起動させます。この操作で、システム中のエアーは抜けますので、採水量が回復すれば、問題ありません。最終フィルターを取り付け、最終フィルターのエアーを抜きます。 3. 送水ポンプが稼動しない場合送水ポンプの故障または、コントローラーの故障が考えられますので、メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡下さい。 |
Q5 | 最終フィルター(Milli-Pak)が目づまる |
A5 | 主な原因 1. カートリッジ等を1年以上の長期のわたり交換せずに使用している時。 2. 内臓タンク1年以上の長期にわたり洗浄せずに使用している時。いずれもバクテリア汚染が考えられます。 3. 1次処理にイオン交換ボンベを使用しているケースで、レジントラップとしてプレフィルター系のカートリッジを使用している場合にも目詰まりが早く発生します。これは、イオン交換ボンベから流出した粒子とバクテリアが原因です。 4. 最終フィルター(ミリパック)に空気が溜まり、エアーロックを起こしている。 対処方法 1. と2. は、タンクを含むシステムの殺菌洗浄と、超純水カートリッジ/最終フィルター(ミリパック)を交換してく下さい。 3 は、レジントラップとして、0.22μのカートリッジ(ハウジング/カートリッジ・・・※消耗品については、弊社までお問合せ下さい。)を使用して下さい。また、装置も殺菌洗浄して1と2同様、消耗品を交換して下さい。 4. はミリパックのエアーベントよりエアーを抜いて下さい。 |
Q6 | ゴーストピークが出る |
A6 | 主な原因 1. 比抵抗値が15.0MΩ・cm程度の場合 無機イオン類が充分に除去されていないと考えられます。超純水カートリッジの交換が必要です。 2. 比抵抗値が18.0MΩ・cm程度の場合 無機イオン類が充分に除去されていると思われますが、有機物系の不純物の存在が考えられます。その場合、発生源としてはバクテリア(タンク内)の増殖が原因の大半を占めます。システム内の殺菌洗浄が必要です。(詳細は別項目を参照下さい。) |
Q7 | pHがおかしい |
A7 | 酸性側になる場合 理論上、超純水中にはH+とOH-しか存在しないので中性(pH=7)になる筈ですが、 実際には採水の間に、空気中の二酸化炭素を、吸収して酸性側に傾きます。 (pH=3~4) H2O+CO2→H2CO3 ↓↑ HCO3+H+ アルカリ側になる場合 測定が正しく行われていない可能性があります。その原因として考えられるのは、容器からの溶質、phメーターのセンサー部の汚れです。日常、様々な溶液/緩衝液等を測定しているセンサー部には、超純水のレベルから見ますと、かなりの物質が付着していますので、もう一度、センサー部とビーカー等を超純水でよく洗浄してから開始して下さい。 |
Q8 | 装置内のチューブが変色している |
A8 | 一部が黒っぽく変色している 超純水カートリッジの出口側チューブが、黒っぽく変色している場合は、活性炭の微粉末がチューブに付着していると思われます。使用には問題ありませんが、殺菌洗浄と同時に交換するのを、お薦めします。 全体的にチューブの色が濃くなっている 半透明のチューブの色が、全体的に濃くなっているのは、素材自体の変化です。従って、装置の使用には、問題はありません。 最終フィルター出口側のチューブが茶色になっている チューブ末端からの逆汚染と考えられます。最終フィルターで無菌状態の超純水にしても、チューブを流れる間に汚染されてしまうので、早急に交換してください。 |
Q9 | 異音が出る |
A9 | 主な原因 1. カートリッジ類のつまり 2. 空運転 3. コントローラーの不良 対処方法 1. IN側コネクターとチューブを外し、送水して下さい。それで、正常音があれば、超純水カートリッジ、最終フィルターの目詰まりです。消耗品を交換して下さい。 2. タンクの中に原水が入っているか、確認して下さい。ポンプの中に水満たされていないと振動のため、異音を発生させる事があります。 3. 上記1.2でなければコントローラーの不良が考えられます。メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡下さい。 |
Q10 | エラー表示が出る |
A10 | 純度表示が 『18.3』 から 『1.』 となる 主な原因 1. 水質センサー部にエアーが溜まっている 2. 17.0MΩ・cmADJのズレ 3. サーミスターのズレ 対処方法 1. 通常の操作にて、採水を行って下さい。水質センサー部が純水で、満たされれば、『1.』表示が消え、数値表示に戻ります。 2. 2.17MΩ・cmチェックの値が17.0に調整されていますか?ズレている場合は、下記の要領で調整して下さい。 ①Aのボタンを押す。 ②Bの値がコントローラー校正値に変わる。 ③Aのボタンを押し続けながらCの(-)ネジをドライバーに回しながら17.0に合わせる。 ※上記の作業にしても17.0に調整できない場合は メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービス\ までご連絡ください。 3. 消耗品を使用期限以上に使用していませんか? Q-Labo.カートリッジ/使用期間 / 6ヶ月 or 採水量 / 1000 L・・・※消耗品については、弊社までお問合せ下さい。 4. 上記2項目が正常な場合、水質センサーの劣化が考えられます。以下の事を確認下さい。 ①採水した超純水の水温を測定する。(実測値) ②コントローラーのTemp.ボタンを押し、表示された値を読む。(表示値) ③実測値と表示値に差がある場合、水質センサーの異常/劣化ですので、 メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービス までご連絡下さい。(1℃のズレで約1MΩ・cmの表示のズレが生じます。) |
Q11 | モーターが回らない |
A11 | 確認事項 1. 電源プラグの差し込みを確認して下さい。 2. コントローラー背面のポンプ出力コネクターの差し込みを確認してく下さい。 それでも起動しない場合はポンプまたは、コントローラーの不良と考えられます。 メルクミリポア事業本部 ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービス までご連絡下さい。 |
Q12 | カートリッジの寿命が短い |
A12 | 主な原因 1. 原水条件が変化した 前処理装置が逆浸透装置(RO)の場合、除去率が同じでも、原水の導電率が低下すると、RO水の純度も低下するので、超純水カートリッジへの負荷が大きくなります。除去率とは原水中のイオンを逆浸透膜で何%カットしているかを表します。例えば、原水=100μS/cm、RO水=15μS/cmの場合除去率は85%となります。ここで原水が100から150へ変化した場合を考えると、除去率は85%で同じならば、RO水=22.5μS/cmとなります。 2. 前処理装置が純分に機能していない 逆浸透装置でしたら除去率の低下(80%以下)が挙げられます。また、イオン交換筒でも、出口の純度を測定して下さい。 3. タンク内でバクテリアが増殖している タンク内でバクテリア増殖しますと、イオン交換樹脂表面をバクテリアでコーティングする様な形になり、新品の樹脂であっても、充分にイオン交換が行われず、結果として寿命が短くなります。バクテリアの検出には、培養するか弊社ウォーターサンプラーを使用します。 《バクテリアレベルの範囲》 通常、超純水中では1cc当たり10個以下です。 対処方法 1. 原水条件が変化した 特に有効な方法はありません。但し、井戸水から市水への変化等が可能であれば、ランニングコストは下がりますが、変更に要する経費は一般に高額なものです。 2. 前処理装置が充分に機能していない 逆浸透膜を交換して1年以上計かしている場合には、膜の交換をお願いします。短期間の間に、除去率が低下した場合は、”除去率”の項目を参照下さい。イオン交換筒の場合は、樹脂の再生を行って下さい。 3. タンク内でバクテリアが増殖している タンク及び超純水装置の殺菌洗浄作業が必要です。詳細は該当機種の”殺菌洗浄”の項目を参照下さい。その際には、超純水の消耗品も一式交換となります。 |
Q13 | 水が漏れる |
A13 | 主な原因 1. チューブコネクターの不良 2. ハウジングの装着不良 3. エアーベント不良 対処方法 1. チューブコネクターの不良 差し込む時に縦方向に傷がつきますとリークする恐れがあります。その際は、チューブ末端を3cm程度切ってから、再度装着して下さい。又、誤ってO-リングを2個装着したりしますと、かえってリークの原因となりますので、正しく装着して下さい。 2. ハウジングの装着不良 カートリッジを取り付けてから、ハウジングヘッド(青)にO-リングが装着されているのを確認し、ハウジングボウル(白)を最初は手で回して締めていきます。次に、付属のハウジングレンチで締めます。その際、ヘッドとボウルの間に3~4mmの隙間ができます。最後にO-リングの捻れをとる為に、レンチを心持ち逆方向に回して下さい。(その時、MILLIPOREというロゴが正面に来るぐらいの位置を目安として下さい。) 3. エアーベントの不良 エアーベントのネジ部分をあまり強く締めすぎますと、内部のボールに傷がつき、シール出来なくなります。その際には、エアーベントの交換が必要です。交換パーツ:WGGL040FC(アダプターセット) |
Q14 | 純度表示の正しい読み方 |
A14 | Milli-Q Jrにおいて、水質純度表示はコントローラー上部のディスプレーに,『18.2』といった数値で表示されます。単位は、MΩ・cm(メグオーム)です。 1. 純度表示を読み取る際、循環中又は、採水中の表示を読んで下さい。停止中は、意味がありません。 2. 『--.-』といった表示が出るケースがあります。これは、エラー表示の状態です。所定の純度に達してないか、センサー部が故障していると思われます。ポンプを作動させて数十秒間たっても数値表示に変わらない場合は、J-Pakの交換時期か、センサー部の交換が必要です。 |
Q15 | 圧力が上がらない |
A15 | 主な原因 1. バルブが採水側 2. ポンプの経年劣化 3. 圧力計の故障 対処方法 1. バルブ位置が循環側に比較して採水の場合には0.5~1.0Kg/c㎡程度下がりますが、異常ではありません。そのまま、ご使用下さい。 2. ポンプヘッドが長期間の使用の為、磨耗し充分な送水圧力を得ることが出来なくなることがあります。その際は、ポンプの交換が必要となります。送水ポンプ(SUS製ギアポンプ)KKPMQ055J 3. 圧力計の針がまったく動かないときは、圧力計自身の故障と考えられます。交換が必要です。圧力計(SUS製)・・・※弊社までお問合せ下さい。 |
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