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Milli-RO 5 Plus、Milli-RO 10 Plus メンテナンス情報

(*装置本体の販売は、すでに終了しております。)

'95 Milli-RO 5Plus
'90 Milli-RO 10Plus
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» 仕様

Q1 POWERが点灯しない
Q2 LOW PRESSが点灯する
Q3 TANK FULLが点灯する
Q4 停止しない
Q5 圧力が上がらない
Q6 除去率が悪い
Q7 オーバーフローする
Q8 ハウジングから水が漏れる
Q9 異音がする
Q10 モーターが回らない
Q11 純度表示の正しい読み方
Q12 RO膜(逆浸透膜)の寿命が短い
Q13 "EX CHANGE"ランプがリセットできない
Q14 プレフィルターの点検方法




Q1 POWERが点灯しない
A1 主な原因
1. コンセントに電源プラグが差し込まれているか確認します。
2. 電源コードが断線していないか確認します。
3. ヒューズが切れている可能性があります。その場合は、ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡下さい。(ヒューズは本体背面上部にあります。)
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Q2 LOW PRESSが点灯する
A2 主な原因
1. RO-Pakが目詰まっている。
2. 原水圧力が低い。
3. 圧力スイッチの設定不良。

対処方法
1. 供給水の値が、0.5㎏/㎝2以下であれば圧力スイッチが作動して、ポンプ保護の為、本体停止となります。(瞬時に0.5㎏/㎝2を下回った場合でも作動します。例、同じ配管系の蛇口を急に開放状態にした。その際には、オペレ―トボタンを再度、押して見て下さい。)RO-Pakを交換する時は、運転モードを“STANDBY ”にしてから取付アームを外して下さい。
2. 供給水圧力が0.5㎏/㎝2以下であれば、昇圧の必要があります。配管圧力を高くするか、困難な場合は、昇圧ポンプの配置が考えられます。詳細については、ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでお問い合わせ下さい。
3. 原水圧力が充分あるにも関わらず、LOW PRESS.が点灯した場合は、圧力スイッチの設定がズレているばあいがあります。下図を参照にして、再調整して下さい。
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キャップを取り外し、真中にある(-)ネジを左側に回すと、設定値が下がります。
 
Q3 TANK FULLが点灯する
A3 確認事項
1. タンクは満水である。⇒正常です。
タンクが満水でない場合は、水位センサーを手で強制的に上下させて下さい。それでも作動しない場合は、レベルセンサーの不良です。交換が必要です。
2. 軟水器が設置されている場合は、念のため、軟水器の運転モードを確認して下さい。24時間タイマーが停電などでズレて、軟水器が、日中に逆洗工程に入ると、TANK FULLが点灯しSTANDBY状態になります。
3. 最後に、水位センサーの結線を確認して下さい。途中で外れていると、TANK FULLの状態のままです。
Q4 停止しない
A4 主な原因
1. 水位センサーの不良
2. コントロール基板の不良

対処方法
上記2点が考えられますのでラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまで、ご連絡下さい。
 
Q5 圧力が上がらない
A5 主な原因
1. 圧力計の不良
2. ポンプの不良
①圧力計接続継手/チューブの中にエアーが入ると、圧力計が正しく作動しない事があります。但し、除去率/流量が適正であれば、水質の問題はありませんので、透過水はご使用下さい。エアーを抜くには、OPERATE/STANDBYを数回繰り返して見て下さい。
②除去率/流量が極端に低い場合は、ポンプの不良が考えられます。
上記1でエアーが抜けない場合及び2の場合は、ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡下さい。
 
Q6 除去率が悪い
A6 主な原因
1. 経年劣化による
2. 逆浸透圧が低い
1. 逆浸透膜を1年以上交換していない場合、逆浸透膜の寿命と思われますので新規交換をお願いします。
CAT No.CDRC00201  定価 ¥ 60,000.(RO-5)
     CDRC012HG 定価 ¥180,000.(RO-10)
2. 逆浸透圧が低い場合、除去率が上がりません。ポンプの不良と思われますのでご連絡下さい。
 
Q7 オーバーフローする
A7 主な原因
入口電磁弁がリークしている

対処方法
1. 装置が停止しているにも関わらず、タンクのオーバーフローより、逆浸透水が流出している場合には、電磁弁の故障が、考えられます。
2. 装置本体のコントローの故障も考えられます。水位センサーなしで手動で作動するか確認してくさい。作動しない場合、装置本体の電気的故障で電磁弁が開き続ずけている可能性があります。その他の現象が認められる場合は、ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡下さい。
Q8 ハウジングから水が漏れる
A8 主な原因
1. ワンタッチコネクターの不良
2. カートリッジの装置不良

対処方法
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1. ワンタッチコネクターの不良
差し込み方が不十分だとリークする恐れがあります。一度チューブを抜いてから差し込んで下さい。(チューブ外側のつばの部分を押さえながら、引き抜く。)ポンプ出入り口のチューブが緩んでいないか確認すること。タンクからのリークが起きた場合溶接線の割れがほとんどの原因ですので、タンクの交換が必要です。ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡下さい。

2. カートリッジの装着不良
装置をSTANDBY状態にして、前面のロックアームを解除する。RO-Pakを、一度取り外して、ノズル部のO-リングに傷又は、ねじれetc.が無いことを確認する。もし発見された場合には、ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡下さい。
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Q9 異音がする
A9 主な原因
1. 供給水の不足
2. RO-Pakの目詰まり
3. ポンプの故障

対処方法
1.2. 共にRO-Pak出口の圧力が,0.5kg/cm2以下になります。RO-Pakを定期的に交換していれば、供給水の不足(断水)が考えられます。供給水ラインを一度チェックして下さい。又、 RO-Pakが目詰まったままの状態で、装置を起動しますと、ポンプ に負担をかけたままの運転になります。この場合、ポンプヘッドの破損も起こり得ますので、直ちに停止しRO-Pakの交換を実施して下さい。
3. 供給水/ RO-Pak共に、問題が無い場合は、ポンプ自身の故障と思われますので交換が必要です。
 
Q10 モーターが回らない
A10 確認事項
1. 電源ランプ(緑色)が点灯しているか? ⇒NO
電源プラグの差し込みを確認して下さい。

2. 電源ランプ(緑色)が点灯しているか? ⇒YES
ポンプ又は、コントローラーの不良と考えられます。ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡下さい。
Q11 純度表示の正しい読み方
A11 主な点検箇所
操作パネル上の表示ランプ
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【注】 数値の読み取りは、必ず装置を運転中であることを確認して下さい。タンク満水のスタンバイ状態では、正しい数値ではありません。
 
Q12 RO膜(逆浸透膜)の寿命が短い
A12 主な点検個所
1. 前処理フィルター(取り付けてある場合)
2. 軟水器の設定/食塩量
3. 供給水の水質変化

対処方法
1. 供給水が井戸水の場合は、特に、前処理フィルターの定期的交換が必要です。(通常は、目詰まらなくても最長3ヶ月)それを過ぎますと、供給水中の塩素が破過して、逆浸透膜が性能を発揮出来なくなります。
2. 硬度分の高い地域では、前処理に軟水器を設置していますが、軟水器中の食塩が水分を吸収して、ブリッジ(固形状態)を形成し、イオン交換樹脂の再生が全く出来ていない状態が、考えられます。食塩がタンク下部にて確実に、接液するようスティック状のもので、形成されたブリッジを壊して下さい。又、停電等がありますと、24時間タイマーが正しく作動しません。再設定をお願いします。
3. 希なケースですが、地域によって1日の内で、上水の取水元が変わる場合がありま す。又、季節による変動も可能性があります。何れにしても、供給水の水質分析を実施して、納入時との比較をし、対策が必要です。
Q13 "EX CHANGE"ランプがリセットできない
A13 主な原因
1. カートリッジも取り付け手順のミス
2. マイクロスイッチの不良
3. コントローラーの不良

対処方法
1. カートリッジの取り付け手順のミス
下記要領にて再度取り付けて下さい。
Ⅰ. STANDBYモードにする。(本体電源をOFFにしないこと)
Ⅱ. カートリッジを本体より取り外す。
Ⅲ. 30秒間待つ。
Ⅳ. カートリッジを本体に取り付ける。

2. マイクロスイッチの不良
マイクロスイッチ本体にある接点が確実に押し込まれているか確認して下さい。それでもリセット出来ない場合は、交換となります。
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上記2項目が正常な場合、コントローラーの不良が考えられます。ラボラトリーウォーター事業部 テクニカルサービスまでご連絡下さい。
 
Q14 プレフィルターの点検方法
A14 主な点検個所
前処理フィルターハウジング
交換時期は、差圧が0.3~0.5㎏/㎝2に達した時か、使用期間が3ヶ月になった場合です。 差圧とは、装置運転状態でのフィルターの出入り口の圧力差のことです。 フィルターが目詰まってくると出口側の圧力が低くなります。目盛を読む時には、必ず水が流れている状態で読んで下さい。(圧力計が1ヶしかない場合は、通常、出口側に取り付けてありますので、フィルターが新しい時の圧力値に印を付けておき、フィルターが目詰まってくるに従って、下がっていきます。)
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仕様
採水量 3.5L/時 (水温25℃の時)
純度 (水質) 原水中の無機イオンを96%以上、コロイド、微粒子、溶解有機物を99%以上除去した純水
供給水水量 100L/時 (1kg/cm2)
水質 水道水、又は井水
水圧 1.0~4.5kg/cm2
総硬度 100ppm以下
電導度 300μS/cm以下
使用温度範囲 5~35℃ (水温により製造水量は異なります)
残留塩素 1.0ppm以下
pH 4~10 (RO膜の許容範囲)
FI値 5以下
規格本体寸法 (mm) 幅297 x 高495 x 奥行340
電源 100V 50/60Hz 2A
重量 18.3kg (運転時)
材質本体 ポリプロピレン
配管 ポリエチレン
ポンプ 316ステンレス

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お問合せ先


メルク ライフサイエンス ラボウォーター事業部

 

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