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Milli-RX 12 Plus / Milli-RX 12α メンテナンス情報

(*装置本体の販売は、すでに終了しております。)

'95 Milli-RX12 α
'95 Milli-RX 12 Plus
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» 仕様・Milli-RX 12α

» 消耗品



Q1 POWERが点灯しない
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Q2 純度が上がらない
Q3 採水量が少ない
Q4 水が出ない
Q5 ゴーストピークが出る
Q6 異音がする
Q7 モーターが回らない
Q8 純度表示の正しい読み方
Q9 装置内のチューブが変色している
Q10 カートリッジの寿命が短い
Q11 エアーが溜まる
Q12 停止しない
Q13 オーバーフローする
Q14 プレフィルターの点検方法



Q1 POWERが点灯しない
A1 1. プラグがコンセントに確実に差し込まれているかを、確認する。
2. 電源コートetc.の断線の有無を調べる。
3. ヒューズが切れていないか確認する。
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Q2 純度が上がらない
A2 1. 装置が停止している。
水質センサーのところで純水が停滞している為、正しい表示ではありません。装置を運転させた状態で値を読みとって下さい。

2 .装置は運転している。
A)採水量の調整を行って下さい。排水バルブを、開けて排水量を800~1000 L/min.にして下さい。

B)前処理活性炭フィルターの脱落が考えられます。活性炭フィルターにて供給水中の塩素が除去出来ない場合、純度低下を招くことがあります。再度装着し直しても純度が回復しない場合は、CDIモジュールの交換が必要です。
 
Q3 採水量が少ない
A3 1. 最終フィルターの目詰まり
最終フィルター(ミリパック)を取り外して運転し、流量が適正(0.2 L/min.) であれば、最終フィルターを交換して下さい。

2. CDIモジュールの目詰まり
上記1項目でも流量が回復しない場合は、CDIモジュールの目詰まりが考えられます。RO膜とモジュールの交換が必要です。(寿命は1~2年です)
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Q4 水が出ない
A4 NGランプの点灯

A)PREF.CARTの場合
活性炭フィルターか本体内部のフィルターを交換して下さい。

B)CDI VOLTの場合
CDIモジュールへの印加電圧異常です。CDI電極の腐食の有無をチェックして下さい。接触不良があれば、リード線を交換して下さい。
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C)CDI PRESSの場合
CDIモジュールの目詰まりと思われます。RO膜とモジュールの交換が必要です。
 
Q5 ゴーストピークが出る
A5 本システムの場合、超純水装置(分析用)でありませんのでRX水にてサンプルetc.を調整した場合、実験系によっては、結果に悪影響を及ぼすことが充分に考えられます。その際には、RX水を供給水にして、超純水装置の使用が必要になります。(MQ SPLow TOC etc.)
 
Q6 異音がする
A6 原水の流量不足で起きます。考えられる要因としては
①原水バルブの閉め過ぎ、フィルターの目詰まり気味等があります。何れにしても、原水ラインをチェックして下さい。
②装置扉の緩みが考えられます。扉の緩み等無いか確認してもし緩みがあればビスの締め付け等行なってください。
③モーターとボディーの取り付けビスの緩みの可能性が考えられます。本体モーター取り付け部周辺をチェックしてみて下さい。それでも解消されない時は、ポンプ内部のカーボンベーンetc.の破損が考えられます。その時は、ポンプの交換が必要です。
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Q7 モーターが回らない
A7 1. モーターのサーマルプロテクターが働いた。何らかの原因でサーマルプロテクターが作動するとモーターが停止します。赤いボタンを押し下げてもう一度、運転して下さい。
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2. モーターに100Vが出力されていない.。コントローラーからモーターへのラインに100Vが出力されているか、テスターにて電圧を測定する。100Vない場合は、コントローラーブレーカーが働いているか、コントローラーの故障です。
3. コントローラーのブレーカーが働いた。ブレーカーが作動した可能性があります。コントローラーの下部のSWをチェックして下さい。
 
Q8 純度表示の正しい読み方
A8 1. 操作パネル上の表示ランプ
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Ⅰ 比抵抗値が1MΩ・cm以下を示す。
Ⅱ 比抵抗値が1MΩ・cmを示す。
Ⅲ 比抵抗値が2MΩ・cmを示す。
Ⅳ 比抵抗値が3MΩ・cm以上を示す
従って、Ⅳの状態が最高の状態です。
【注】数値の読み取りは、必ず装置を運転中であることを確認して下さい。タンク満水のスタンバイ状態では、正しい数値ではありません。
 
Q9 装置内のチューブが変色している
A9 常時水が流れている箇所は、特に問題ありませんがCDIモジュールの排水チューブは流量が少なく、光透過性が高い為、汚れ易くなっています。変色の程度がひどい場合には、排水チューブを交換する事をお薦めします。
Q10 カートリッジの寿命が短い
A10 1. 経年劣化によるもの
保証期間は1年ですが、通常の使用条件では1年半~2年程度使用可能です。純度が低下する/採水量が減少したetc. この現象が現れた場合は、メンテナンスキットを交換して下さい。

2. 原水中の成分変化
水道水を使用している場合には、特に問題はありませんが、井戸水又は、水道水と混ぜるといった時には、注意が必要です。シリカ(SiO2)と塩素の変化には特に気をつけて下さい。

3. 前処理活性炭フィルターの放置
目詰まりを起こすまで使用した場合に、見受けられます。脱塩素能力の方が、早く飽和に達して塩素がリークし逆浸透膜を劣化させます。従って目詰まりを起こすまで使用するのではなく、最低でも3ケ月の使用として下さい。
 
Q11 エアーが溜まる
A11 1. 前処理活性炭ハウジング
活性炭カートリッジを交換した時には、ハウジング内のエアーが抜けきれない場合PREF.CARTのNGランプが点灯する事があります。その時は数回ボタンを"ON/OFF"すると正常運転になります。

2. 本体内部フィルター
1. に同じ

3. 最終フィルター
エアーが溜まった時には、CDI PRESSが点灯して停止します。フィルター上面の白いノブを開けてもう一度運転してエアーを抜いて下さい。圧力がかかるので、ノブは半開程度で指で押さえながらエアーを抜いて下さい。
 
Q12 停止しない
A12 1. 水位センサーの高さ設定不良

2. 水位センサーのリード線の不良
コネクターの接続状態及びリード線の断線の有無をチェックして下さい。

3. 水位センサーの故障
手で上下させても停止しない場合は、水位センサーを交換して下さい。(長期使用では、接点が磨耗することがあります。)
Q13 オーバーフローする
A13 1. 水位センサーの高さ設定不良

2. 水位センサーのリード線の不良
コネクターの接続状態及びリード線の断線の有無をチェックして下さい。

3. 水位センサーの故障
手で上下させても停止しない場合は、水位センサーを交換して下さい。(長期使用では、接点が磨耗することがあります。)

4. 装置が停止している
入口の電磁弁がリークしている可能性があります。 交換が必要です。
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Q14 プレフィルターの点検方法
A14 1. 前処理フィルターハウジング
交換時期は、差圧が0.3~0.5㎏/㎝に達した時か、使用期間が3ヶ月になった場合です。
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差圧とは、フィルターの出入り口の圧力差のことです。 フィルターが目詰まってくると出口側の圧力が低くなります。メモリを読む時には、必ず水が流れている状態で読んで下さい。 (圧力計が1ヶしかない場合は、通常、出口側に取り付けてありますので、フィルターが新しい時の圧力値に印を付けておき、フィルターが目詰まってくるに従って、下がっていきます。)

2. 本体内部フィルター 特に点検する箇所はありません。NGランプのPREF.CARTが点灯したら交換した下さい。
 


仕様
採水量
12L/時 (水温25℃の時)
純度 (水質)
1MΩ・cm以上
供給水水量
60L~90L/時 (1kg/cm2)
水質
水道水、又は井水
水圧
1.0~2.0kg/cm
総硬度
100ppm以下
電導度
300μS/cm以下
使用温度範囲
5~35℃ (水温により製造水量は異なります)
残留塩素
1.0ppm以下
pH
4~10
規格本体寸法 (mm)
幅2580 x 高548 x 奥行225
電源
100V 50/60Hz 8A
重量
40kg
材質配管
ポリオレフィン、316ステンレス
ポンプ
ポリエチレン
逆浸透膜
ポリアミド
最終フィルター
PVDF
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メルク ライフサイエンス ラボウォーター事業部

 

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