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連続イオン交換 EDI®

逆浸透膜を通過した水を、さらに精製するため、従来はイオン交換樹脂を設置していましたが、EDI®を設置することで、メンテナンスフリーで、高純水を連続的に精製することが可能です。
EDIはイオン交換膜とイオン交樹脂を組み合わせ、電気透析のように連続的に水を精製するデバイスです。


連続イオン交換 EDI



連続イオン交換 EDIの基礎 - 電気泳動とイオン交換膜

Merck-JP:/01_JP_Image/JP_FreeStyle/JP_LW/JP_LW-LC-Water_Purification/JP_lw-LC-Learning/LW-EDI1-161x120-140818.gif 電解槽に直流電流を流すと、陽イオンは陰極に、陰イオンは陽極に泳動します。

Merck-JP:/01_JP_Image/JP_FreeStyle/JP_LW/JP_LW-LC-Water_Purification/JP_lw-LC-Learning/LW-EDI2-161x148-140818.gif 電解槽に陽イオン交換膜を設置すると、陽イオンだけ陰極側に通過するという現象が観察されます。

Merck-JP:/01_JP_Image/JP_FreeStyle/JP_LW/JP_LW-LC-Water_Purification/JP_lw-LC-Learning/LW-EDI3-161x148-140818.gif 同様に電解槽に陰イオン交換膜を設置すると、陰イオンだけ陽極側に通過します。


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連続イオン交換 EDIの構造と働き

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EDIは陽極と陰極間に、陰イオン交換膜(A)と陽イオン交換膜(C)を交互に並べ、その間にイオン交換樹脂を封入した構造です。
図のように、水中の陰イオンは陽極側に、陽イオンは陰極側に泳動しますが、陽イオン交換膜、陰イオン交換膜の働きで、イオンが希釈される部屋、濃縮される部屋が現れます。
希釈される部屋を通過する水は純水になり、濃縮される部屋を通過する濃縮水は排水されます。
イオン交換樹脂はイオンを一時的に捕まえる役割を担っています。
イオン交換樹脂が無い場合、水の垂直方向の流れが、水平方向のイオン移動よりも強く速く、イオンがEDIモジュールの出口まで簡単に押し流されてしまいます。

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メルクの連続イオン交換 EDIの特徴

  • 無機イオンの除去に優れている。
  • イオン交換樹脂が再生不要になる。
  • 水質を長期間除去性能を維持できます。
  • イオン交換に伴うメンテナンスを無くすことができる。
  • イオン交換樹脂の再生が不要になる。
  • 陰極室の炭酸カルシウム析出を抑えた、ロングライフ EDIである。 » 詳細はこちら
  • シリカなどの弱イオンの漏洩がない。 » 耐候性試験機に適用した技術資料はこちら
  • 性能に大きく影響する溶存炭酸ガスに強い。
    メルクのEDIの処理可能溶存炭酸ガスは、30 mg/Lです。

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連続イオン交換 EDIの特徴を動画で見る

EDIモジュール


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お問合せ先


メルク ライフサイエンス ラボウォーター事業部

 

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