ウェスタンブロッティング プロトコール |
Request Information |
ステップ | 標準的免疫検出法 | 迅速免疫検出法 |
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メンブレンのブロッキング | 1時間 | なし |
一次抗体反応 | 1時間 | 1時間 |
メンブレンの洗浄 | 3 × 10分 | 3 × 5分 |
二次抗体反応 | 1時間 | 30分 |
メンブレンの洗浄 | 3 × 10分 | 3 × 5分 |
基質の添加 | 5分 | 5分 |
合計時間 | 4時間5分 | 2時間5分 |
洗浄バッファーに0.5M NaClおよび0.2% SDSを添加すると、高いタンパク質結合能力を有するイモビロン-PSQメンブレンのバックグラウンドが顕著に低下します。
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ストリップまたは ブロットの番号 | 10X抗体 ストリッピング溶液の量 | 蒸留水の量 (カタログ番号 4.86505.0500) | 得られる実用ストリッピング 溶液の量 |
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1 ストリップ | 400 µL | 3.6 mL | 4 mL |
5 ストリップ | 1 mL | 9.0 mL | 10 mL |
1 ブロット(7 × 10 cm) | 2 mL | 18.0 mL | 20 mL |
低pHおよび加熱/界面活性剤法を用いた、イモビロン-Pメンブレン上でのストリッピングおよびリプロービング。(A)イモビロンウェスタンHRP化学発光基質による可視化を行う前に、ラット肝臓細胞抽出液のメンブレンブロットについて、ウサギ抗-ERK-1抗体(1:5,000)およびHRP-標識ヤギ抗-ウサギ二次抗体(1:20,000)を用いてプロービングしました。次に、ブロットについて(B)低pHまたは(C)加熱/界面活性剤によりストリッピングを行い、二次抗体およびイモビロンウェスタン基質に再度曝露して、すべての抗体が完全に除去されたことを実証しました。次に、ストリッピングした抗-ERK-1のブロットをマウス抗-HSP70抗体(1:10,000)およびHRP-標識ヤギ抗マウス二次抗体(1:5,000)を用いてプロービングし、そして上記の通り可視化しました。(E)低pHおよび(F)加熱/界面活性剤によりストリッピングしたブロットは、瑕疵なくリブロービングされ、そして(D)HSP70 に対する抗体のみでプロービングしたメンブレンに匹敵する結果が得られました。
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