本製品は販売中止となりました。 パンソルビン・トラップ法は食品衛生検査指針微生物編2015 に「一般食品からのウイルス検出法」として収載されています。 |
新しいウイルス濃縮法 パンソルビン・トラップ法とは? |
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ノロウイルス検出はPCRで行われるのが一般的ですが、そのためにはウイルス粒子を食品乳剤から効率よく濃縮することが重要です。パンソルビン・トラップ法(パントラ法)は、一般食品中のウイルス濃縮法として新しく開発されました。今までのウイルス濃縮法では難しかった、油脂の多い食品や表面汚染にとどまらない食品でも効率よくウイルスを濃縮できることが確認されています。 原理は、食品乳剤中にウイルス特異的な抗体を添加し抗原抗体複合体を形成させ、それを黄色ブドウ球菌表面のプロテインAに吸着させて、菌体とともにウイルスを沈殿・回収するというものです。 食品衛生検査指針微生物編2015に「一般食品からのウイルス検出法」として収載されました。ノロウイルス以外の食品媒介ウイルスの濃縮にも使用可能な方法です。 |
パンソルビン・トラップ(パントラ法)の操作手順例 |
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製品情報 |
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製品名: ノロウイルス濃縮用試薬セット カタログ番号: 5.33244.0001 セット内容: • 黄色ブドウ球菌加工試薬 PANSORBIN Cells, Calbiochem (製品番号: 507858):50 mL × 2 本 • ウイルス補足用抗体 ガンマグロブリン製剤工業用(研究用) ヒト・ガンマグロブリン:1 g ※ 本製品はあくまで試薬をセット販売するものです。ノロウイルス濃縮性能を保証するものではありません |
関連リンク |
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食品衛生検査指針 食品のウイルス標準試験法検討委員会 |
※掲載価格は希望販売価格(税別)です。実際の価格は弊社製品取扱販売店へご確認ください。なお、品目、製品情報、価格等は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。
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