Merck-JP:/01_JP_Image/JP_Event/2022/20220516_mlab2022_profile_01.png佐々木 次雄

メルク社技術顧問

無菌医薬品の汚染管理戦略とGMP査察の最新傾向

講演概要

2022年に14年ぶりにEU-GMP Annex 1(無菌医薬品の製造)ガイドラインが大改正され、「汚染管理戦略(CCS: contamination control strategy)」が導入された。本CCSの概念の解説を行い、改正Annex 1において要件が厳しくなった、無菌医薬品製造工程の無菌性検証方法としてのAPS(aseptic process simulation)について、米国FDAのGMP査察における指摘事例を紹介する。
また、「時代の鏡」とも言える「GMP査察での集中領域」について、日本(PMDA)と米国(FDA)の過去10年間のGMP査察(調査)の情報や傾向をもとに説明する。