David LoongDavid Loong(Ph.D)

Associate Director, Cell and Gene Therapy

ウイルス・レンチウイルスベクターGMP製造に向けた浮遊培養系でのプラットフォーム

発表要旨

接着培養系でのAAVやレンチウイルス生産に向けた細胞培養ではスケールアップに多くの課題が残ります。一方で浮遊系培養でのウイルスベクター生産には多くの実施例があり、GMP製造に適したプラットホームも報告されております。本プレゼンテーションではChemically defined培地とGMP準拠の細胞株を用い、AAVとレンチウイルスの製造に適した浮遊系での細胞培養のプラットホームについて紹介させていただきます。
本講演はメルク株式会社 富岡優介より日本語にて代理講演をさせていただきます。

講演者略歴

David Loong(Ph.D)は、細胞および遺伝子治療領域のアソシエイトディレクターを担当し、細胞および遺伝子治療を含む複数のモダリティの創薬および開発において13年以上の経験を持ちます。製造の前臨床開発戦略を専門とし、コンサルティング、契約サービス、GMP製造(GSK)に携わってきました。オーストラリア国立大学で有機化学の博士号を、化学技術(化学および化学工学)で技術学士(優等)を取得しています。

代理講演

富岡優介
メルク株式会社 プロセスソリューションズ事業本部
MSAT upstream

代理講演者紹介

メルク株式会社では、バイオリアクター・細胞培養用培地など各製品の技術担当としてアプリケーションのサポート・コンサルテーションを担当しています。アップストリーム工程開発に関して10年以上の経験を持ちます。