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メルクがNatrix Separationsを傘下に
次世代のバイオプロセッシングに向けて大きな一歩を踏み出すための新たな獲得
バイオ医薬品製造業者は今や、プラント生産性の向上や施設の柔軟性、コスト効率、リスク低減など多くのベネフィットをもたらす次世代製造工程に移行しつつあります。これらの連続製造工程は、2020年から2025年の間に市場規模を3倍に成長させるのではないかと期待されています。
Natrix Separationsの取得は、お客様にとってますますその重要性を増している領域である次世代バイオプロセッシングを推し進めようという私たちの取り組みを完成させるものです。次世代バイオプロセッシングとは、現行のモノクローナル抗体(mAb)製造テンプレートを大きく変革させ、生産性の向上と製造上の柔軟性の強化、スピードの向上、リスク低減を実現するあらゆる技術、消耗品、またはシステムを指します。
Natrixは、シングルユースの形式で高い生産性と不純物の除去を提供できる、独自の使い捨て式メンブレンクロマトグラフィー技術プラットフォームがよく知られています。Natrix®の製品はコンパクトでシングルユースのため、や洗浄、殺菌、保存のバリデーションの必要がないだけでなく、フレキシブルな後工程を実現することができます。製造工程の強化に、まさに理想的です。
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2017年8月28日付プレスリリース
「Natrixの技術プラットフォーム、開発オプション、そしてこれらが実現するシングルユースでスピーディなサイクルのクロマトグラフィー機能により、私たちはmAbとワクチン製造分野での提供をさらに加速することができます。この買収は次世代プロセッシングの成長と進歩を促進する非常に大きな機会になります。そしてこれこそ、私たちのお客様にとってますます重要性を増している分野なのです。」
-ウディット・バトラ、メルク取締役兼ライフサイエンス最高経営責任者(CEO)