2016年10月5日、ドイツ・ダルムシュタット — 世界有数の科学技術企業であるメルクは本日、同社のライフサイエンス事業のCEOであるウディット・バトラがライフサイエンスのイノベーションを世界的に前進させるというコミットメントに対し、CPhI Pharmaから2016年の「年間最高CEO」に選ばれたことを発表しました。
同社は、賦形剤および製剤開発における卓越性と、規制手続きおよびコンプライアンスに対し、2つのCPhI Pharma賞も受賞しました。CPhIは、10月4日にスペインのバルセロナで開催された同組織の年間賞祝賀会でこの賞を発表しました。
メルク執行委員会メンバーでライフサイエンス事業のCEOであるウディット・バトラは次のように述べています。「創薬の進歩でより複雑な治療薬が生まれるのに伴い、医薬品の開発および製造はそれにも増して速いペースで刷新しなければなりません。メルクでは、医薬品開発の質と効率を改善するソリューションを持つ研究者や科学者を、彼らにとって最も手ごわい問題を解決するのに手を貸して、力づけることを続けていきます。私はメルクを代表して、このような賞をいただけることを光栄に思います。」
この高名な組織から認められることで、研究者、医薬品開発者および疾患の治療に取り組む臨床検査室の顧客に向けた同社の世界クラスの技術とソリューションを紹介することができます。
CPhI Pharma賞では、技術、製剤、規制手続きおよび製品開発におけるメルクの画期的イノベーションが認められました。メルクは以下の技術賞を受賞しました。
CPhIは、医薬品分野にいる人々をつなぎ、医薬品企業が新しい事業を開発し、顧客と会い、新製品を上市し、ブランドのプロモーションを行い、新市場に拡大する機会をつくる国際組織です。CPhI Pharma賞は、インスピレーションをイノベーションに変え、製剤、プロセス開発、包装および技術において新しい境地を開いている思想家と考案者を称賛するライフサイエンス企業を表彰するものです。
メルクについて
Merck(メルク)はヘルスケア、ライフサイエンス、パフォーマンスマテリアルズの分野における世界有数のサイエンスとテクノロジー企業です。がんや多発性硬化症を治療するためのバイオ医薬品療法から、科学研究と生産に関する最先端システム、スマートフォンや液晶テレビ向けの液晶材料にいたるまで、約5万人の従業員が人々の暮らしをより良くする技術の一層の進歩を目指しています。2015年は66カ国で128億ユーロの売上高を計上しました。
メルクは1668年に創業された世界で最も歴史の長い医薬・化学品会社で、 創業家が今でも、上場企業が率いるメルクグループの株式の過半数を所有しています。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、ドイツのダルムシュタットに本社を置くメルクが保有しています。唯一の例外は米国とカナダで、両国ではEMDセローノ、ミリポアシグマ、EMDパフォーマンスマテリアルズとして事業を行っています。