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フローサイトメトリーアプリケーション - セルバイオロジー

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一般的なセルバイオロジー

一般的なセルバイオロジーでは、癌などの病態における経路を検討したり、生物学的な作用機序を提案したりするツールとして、フローサイトメトリーの使用が急速に拡大しています。Guavaは、この分野の研究を支援する新しいアプリケーションを数多く取り揃えています。

A431細胞におけるリン酸化EGF受容体の作用量反応評価
ゲフィチニブ処理したA431細胞におけるリン酸化EGFR(Y1173)のフローサイトメトリー解析
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ゲフィチニブ処理したA431細胞におけるリン酸化EGFR(Y1173)のフローサイトメトリー解析。複数用量のゲフィチニブで処理した後、MFI値から得たIC50値は31 nMと判定されました(A)。InCyte™ソフトウェアを用い、EGFRの阻害レベルをヒートマップで視覚化・定量化しました(B)。

細胞のシグナル伝達

シグナル伝達経路は、アポトーシスや細胞分化、細胞の成長や細胞増殖などの多様な結果を引き起こします。いずれについても、様々な癌や自己免疫疾患の治療法を開発する過程で広範に研究が進められています。シグナリング経路間のクロストークは、対象とする経路の生理学的影響を分析する上で、新たな次元の複雑さを添えています。しかし、複数のシグナルが一体化されるいくつかの主要なノードがあります。マルチパラメータフローサイトメトリーは、このような主要な細胞内‟チェックポイント”を同時にモニタリングし、複雑な細胞イベントの解析を可能にします。

シグナル伝達に関するアプリケーションノートは、こちらからダウンロードしてください。

腫瘍の特性解析(Amnis®のみ)

Amnis®システムは、腫瘍の特性解析に関連する腫瘍学の様々なアプリケーションに適しています。

GFP遺伝子導入細胞と非遺伝子導入生細胞における死細胞の検出。
GFP遺伝子導入細胞と非遺伝子導入生細胞における死細胞の検出。非遺伝子導入細胞(CHO細胞)、GFP遺伝子導入細胞(C166細胞)、および細胞死を誘導するためにセラストロール処理したC166細胞 の混合溶液を、5 μ/mLのPl溶液でインキュベーションし、Guava PCA-96 AFPシステムで測定しました(現在、Guava PCAシリーズは取り扱っておりません。後継機種はGuava easyCyteとなります。)。

蛍光タンパク質の検出

新しくカスタマイズされた装置フォーマットにより、Guava easyCyteシステムにおいて緑色ならびに赤色蛍光タンパク質が検出できるようになりました。Amnis®システムも様々な蛍光タンパク質を検出する機能を備えています。

蛍光タンパク質検出に関するアプリケーションノートは、こちらからダウンロードしてください。

共局在化&タンパク質-タンパク質相互作用